国が本気で力を入れ始めた働き方改革の流れ。
企業や経営者は、長時間労働の改善や時短を進めていくことが求められ。
これにより企業規模に関係なく、各企業は独自の働き方を明確にしていきます。
企業は変わっていきますので、それと並行して、雇用されているあなたの働き方も変化していくことも必然。
残業が減る分、給与や収入が減ってしまう。
今と同じ仕事を、今よりも短い時間でするの!?
単純に、仕事の効率やスピードを上げる。と言うことではありません。
世の中が変わっていく中で、あなたがどのように働くか。
自身の働くスタイルを真剣に考え、自らの判断で働く先も、給与や収入を獲得する方法も定めていく時代に入ります。
会社の選び方から変わっていく時代に入っていきます。
その時、大事なのは、
“あなたはどんな働き方がしたいのか”ということ。
そして、
“全ては自己責任”という意識を持つ事。
今回は、雇用されている方々へ、働き方改革をどのように考えるかお伝えします。
1.あなたの働き方改革 第一歩。問:あなたはサラリーマンを目指しますか? ビジネスマンを目指しますか?
これから、雇用は大きく二つの考え方に別れていきます。
その中でまず、雇用されているあなたが考えるのは、サラリーマンとして働くか、ビジネスマンとして働くか。
ちなみに、サラリーマンとビジネスマンの定義をこのようにしています。
=サラリーマン=
決められた仕事を与えられ、自分は時間を提供する。それに対し給与をもらう。
これがサラリーマン。
雇用側が決めた仕事ですから、仕事の価値は会社が決める。だから給与や時給も会社が決める。あとは時間の掛け算で収入は決まります。収入を増やそうとすれば、労働時間を増やしていく方法があります。
=ビジネスマン=
自分が、会社に対して提供できる価値・成果を示し、その成果に対し給与をもらう。
これがビジネスマン。
自分が商品で、自分で価値を高めて会社に提示し、会社はその価値を評価し、給与が決まる。
自分の価値を高めていくことが、収入を増やすことにつながります。
同じように見えて、全く違う働き方です。
これは、職業によって決まるというより、各企業や経営者の考え方によって決まる時代になっていく。同じ職業であっても経営者の考え方の違いで、その会社における働き方が大きく異なるということ。
つまり、雇用される側の働き方改革は、自分の働き方を決め、それにあった会社を、自分の責任で選択していくことからスタート。
だからこそ、自分の働き方を真剣に考え、明確にしていく必要があります。
2.自分の働き方を決める。全ては自己責任の時代
自分なりの働き方を決め、その働き方にあう会社や仕事を選択するということは、全て自己責任でということになります。
その働き方を選んだのは自分。
その会社や、仕事を選んだのも自分。
自身の成長や、価値を高めるのも自分。
給与や収入に不満があれば、働き方に合わせた動きを自分でする。
収入を維持しながら、労働時間を減らしたいのであれば、ビジネスマン的な働き方をする。
今いる会社に不満を伝えても、働き方が違えば、どうにもならない事も多く出てくるでしょう。
全ては自分で決めた結果。その意識を持つことが求められます。
あなたの成長や価値を高めるために、様々なサポートや導入をしてくれる会社もたくさん出てくるでしょう。
ですが、その働き方を望まない人にとっては、その人にとっても、会社にとってもプラスはありません。
経営サイドも、会社を永続させ、働いてくれる人の雇用維持や、従業員の生活を守るために変化をしていく必要に迫られています。
着実に会社側、経営側が変わっていきます。世の中は大きく変わります。
その変化に対し、雇用される側も変化をしていかなければならない状況には入っています。
いかがでしょうか。
今までの日本であれば、終身雇用、年功序列といった、ある程度決まった会社と従業員の関係がありました。
ですが、様々な変化の中で、新たな働き方、新たな会社と従業員の関係が生まれつつあります。
会社と雇用される側の立場はより平等に近いものとなっていかざるをえません。
会社も多様な働き方が生まれてくる時代になっていきます。
その時、自分を支えるものは“自分が幸せと思える働き方は何か”。
それを自分の責任において決めることこそが、働き方改革です。
ぜひ、“自分にとって幸せな働き方”を考えみてくださいね。
経営者も変わることが求められています。下記から、経営者の働き方改革もご覧ください。




























